条件を満たして効果を倍増させる
イベントなど日にちが決まっている場所で配るアイテムの包装を考えてみましょう。こういう時に気軽に配れるものであり、広告としての役割も果たしています。企業名を入れたり、ティッシュなどであれば小さなチラシのような裏紙を挟みこんだりしますね。
また、開店したばかりの店の店頭で配って客寄せするということもできます。激安商品とセールのチラシを組み合わせて配ることも簡単にできます。
しばらく前には、ネットが販売の中心なると、アイテムを直接配る手法の有用性が否定されていましたが、ふたを開けてみると、決してそんなことにはなりませんでした。現在もこういう無料配布品を使いたいという場面は多くあり、チラシなどと合わせて廃れるということもなかったようです。
映画館にいけばチラシは置いてますし、スーパーの特売も近所の店がオープンするというのもチラシや街角で配るプライズが活躍しています。新聞の折込チラシというのは部数は減っているという事実はありますが、チラシのデザインそのものは、ネットの画面では逆にチラシ風にしたものばかりです。購読のおまけの商品もありますし、それらの包装も宣伝の一環のようなデザインが少なくありません。
イメージや雰囲気で売るというより、わかりやすいデザインで商品を紹介した方が売上に貢献するからかもしれません。ショップなどにとっては、折込チラシ・無料配布アイテムはとても重要な広告でもあります。配布する地域も限定できますし、イベントに合わせて配ることができます。それらはこういった場面でぴったりな広告媒体といえるのです。
広告というのは一度見ただけでは効果が低いといわれています。3回から10回ともいわれているので、同じアイテムやチラシを何回も配ったりするというのも広告効果が狙えるというわけです。あのスーパーは何曜日に特売をやっているということを消費者に知ってもらえるわけです。そういった広告が印刷された包装というのは自由に作れるのが利点でもありますが、信頼性も薄いと思われています。そういったことを払拭できるように考えていくべきでしょう。