プラスチックの種類について-②
バイオプラスチックは、植物などの非化石原料を使用したバイオマス技術を使用しているそうです。地球温暖化の原因であるカーボンをニュートラルにできる植物を使うそうです。
現在では、とうもろこし、サトウキビなどが原料となっているそうです。
木材を原料としたバイオプラスチックの開発も進んでいるという話を聞いたことがあります。
PBTはテレフタル酸と1.4-ブタンジオールを縮合してできる複合体だそうです。
強靭で剛性が高いそうです。熱的、電気的性質に優れているそうです。食品用コンテナ、漬物の袋などに使われているそうです。加水分解するので、温水での長期連続使用には不向きだということです。
PVAはポリ酢酸ビニルを鹸化して脱酢酸した水溶性重合体だそうです。酸素ガスのガスバリア性に優れているそうです。複合フィルムとして使用されるそうですが、単体でも使うこともあるようです。
PMPは耐熱性に優れているそうです。電子レンジ用の食器、トレー、食品包装用のフィルムに使用されていることも多いのではないでしょうか。
BDRはブタジェンの重合体で、酸素、炭酸ガス、水蒸気などのガスを適度に通すと言われています。このため鮮度保持に適した青果物用包装フィルムに用いられているそうです。
PANはアクリロニトリルの重合体で、耐薬品性、ガスバリア性、透明性、高剛性を活かして、お菓子の容器、コーヒー容器などに使用されているそうです。医薬、化粧関連ではパウチ包装、化粧品容器に使われているそうです。
PENはポリエステルの一種だそうです。PETと比較して耐熱性、ガスバリア性、紫外線カット性などが優れていると考えられています。リターナブルボトル、機内食用ジャム容器、ゼリー容器などに使われているそうです。
アイオノマーは、エチレンと酢酸ビニルとの共重合体で、他のプラスチックにブレンドして品質改良が進んできているということを聞いたことがあります。