紙包装や紙パルプ製造の未来

紙系複合パウチが現実として登場してきました。今後は新製品や既存製品のリニューアルに際して、紙をベースとした容器包装が選択肢の上位に上がるだろうと考えられています。100%バイオ由来のユートシール素材の実現も叶い、バリア性とヒートシール性を合わせたPLAペースのものが出てきて実用化の段階にあるといいます。日本の製紙各社は、ネット通販拡大によるダンボール拡大と値上げによって久々の好況が伝えられています。脱プラスチックを追い風に、ペーパーイノベーションは続くはずです。では近未来の包装の最大のトレンドは何でしょうか。これを読み解く鍵として、循環型社会とデジタル・ネイティブの生活者の存在があります。世界では少なくとも2030年をひとつの区切りとして、目標を立ててそれに向かって進んでいき、包装の役割も高くなるばかりです。

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