世界が目指す包装技術の方向

インターパック展には、ワールドスター賞というものがあります。2017年には世界35カ国、合計291点の応募があったといいます。そのうち日本からは20点がワールドスター賞に選出されました。

国別では最多の受賞国です。2位はドイツで18点です。この年から新たに設けられたのはセーブフード大賞です。そこにはスペイン、メキシコ、オランダの企業がそれぞれ選ばれました。

そのどれもが青果物、または精肉の鮮度保持に関わるものだったといいます。日本では毎年600万トン以上のまだ食べられる食品ロスが報告されています。

これに加えて、推定300万トン近い野菜、果物が収穫から消費までの流通過程で廃棄されていると言われています。

この現実の中で、アクティブインテリジェント技術の開発と実用化が包装技術の開発の方向性ではないかと思います。

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