プラスチックの種類について-①
プラスチックは包装材料にたくさん使われているそうです。
安いということと、衛生的、機能性を持っているということと、成形しやすいということもあるかと思います。
成形しやすいことから、形状や厚薄というのも自在にできるそうです。
プラスチックはそれぞれ固有の特性があると聞いています。
そんなプラスチックの持つ長所を活かしつつ、短所をカバーするような組み合わせを選択することで、ますます良い包装資材となるのではないでしょうか。
PEは防湿性、防水性、ヒートシール性、耐寒性、耐薬品性に優れていて、伸びて柔らかく成形加工性が良いそうです。
短所としてはガス遮断性がないそうです。
PPは、耐熱性、耐油性、防湿、防水性があるそうです。表面硬度が高く透明性の維持と剛度が高いと言われています。
CPPはレトルト適性とヒートシール性があるそうですが、ガス遮断性には欠けるそうです。
PSは光沢、透明性、剛性、成形加工性、耐水性、耐熱性が低く、ガス遮断性に劣っていると考えられています。
PVCは光沢、透明性、防湿、耐水性があるそうで、可塑剤によって柔軟性を付与することができるそうです。
ガス遮断性は良い方だそうですが、耐寒、耐熱性に劣ると言われています。
PETは物理強度や剛度があると聞いたことがあります。
透明性、耐熱性、防湿、防水性、耐油性、レトルト適性、容器成形性、保香性があるそうです。ガス遮断性には欠けるそうです。
PAは強靭だそうです。ガス遮断性、耐熱性、耐ピンポール性、レトルト適性耐摩耗性、耐油性、耐薬品性があると考えられています。
EVOHは、光沢、透明性、耐油性、耐薬品性、香気遮断性があるそうです。乾燥状態ではガス遮断性が高くなるそうですが、吸水すると低下してしまうと聞いたことがあります。
PCは高い耐熱性、透明性、剛性、成形性、酸素遮断性、防湿性があるそうです。